研究概要 |
アメリカやカナダの大学で発展した,教員を目指す大学院生に対するティーチング教育(PFF)を,日本の大学(特に北海道大学)の実情に合わせて導入し,日本型PFFのモデルを構築することを目指して,カナダのダルハウジー大学,アメリカのカリフォルニア大学バークリー校,さらにアジアでは日本より早くPFFを導入している韓国,台湾,シンガポールの大学を訪問調査し,北海道大学においては1日制のTA研修,1泊2日のワークショップ型若手教員研修,教員に対する英語での授業法に関するワークショップ,大学院生に対する英語でのPFF研修,大学院生に対するPFF授業などで,北米の大学のPFFに対応する内容を毎回工夫し微調整しながら実践した。これらの実践により日本型PFFとしてのモデルが進化してきた。(さらにこの研究の終了後も後継者が実践を繰り返すことによりこのモデルが改善されることが期待される。)
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