研究課題
基盤研究(B)
海洋の中深層への潜水(深度500-650 m、最大1700 m、約20分間)を回遊の全期間にわたり休むことなく繰り返すキタゾウアザラシの潜水行動を明らかにするため、顎加速度センサー、及び頭部装着のカメラを用いてこの動物の採餌行動の定量的解析を行った。このアザラシは2925-4178回の潜水の90%の潜水で23817-58766回、主としてハダカイワシなどの中深層の小型の餌(10-20 g)をサクションにより採餌し、採餌には明瞭な昼夜パターンがあることを明らかになった。
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