研究課題
基盤研究(B)
膵癌細胞中に存在する高悪性度細胞集団としてCD133陽性膵癌細胞を同定した。CD133陽性膵癌細胞の進展メカニズムとしてSDF1-CXCR4経路が関与していることを同定し治療標的としての可能性を示した。同様にCD105陽性細胞も癌間質相互作用の影響下で遊走能が促進することが明らかとなった。また、膵癌細胞表面にあるコラーゲン取り込みレセプターCD280を抑制することで膵癌の細胞内コラーゲン取り込み機能が落ち、癌の浸潤を抑制できることを示した。以上の結果により膵癌における新規治療標的分子の同定に成功した。
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