モノクロタリンにより誘発した炎症性右鬱血心不全(CHF)ラットに、レゾルビンD1(RvD1) 0.1μg/day または 1μg/day を 8 日間腹腔内投与し、3 週間後に解剖した。RvD1 投与群では、 肺動脈肥厚及び無気肺など CHF で見られた肺病態が抑制された。解剖時生存率は 43.3% (CHF)、63.9%(0.1μg/day RvD1 投与)及び72.3%(1μg/day RvD1 投与)であった。心電図、病理観察、心疾患マーカーにより評価された CHF の心臓病態は、RvD1 投与により抑制されなかった。
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