研究課題
基盤研究(C)
活性化T細胞によるマスト細胞の活性化は喘息の慢性化に関わる気道リモデリングに関与している。本研究では、フラボノイドのフィセチンが活性化T細胞によるマスト細胞の活性化を抑制すること、及びその作用機構として、Aktのリン酸化及びそれに続くNF-κB及びMAPキナーゼの活性化を抑制することを明らかにした。フィセチンを含む飼料を自由摂取させることにより、喘息モデルマウスの症状は改善されなかったが、同様のメカニズムで発症する皮膚炎モデルマウスの症状を改善することが示唆された。
すべて 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 備考 (1件)
British Journal of Pharmacology 2009
巻: 158(3) ページ: 907-919
doi:10.1111/j.1476-5381.2009.00365.x
http://www.naro.affrc.go.jp/nfri/introduction/chart/0304/index.html