研究課題
基盤研究(C)
1830年代にパリで始まりその後ロンドンで一世を風靡したプロムナード・コンサートについて、新聞・雑誌等の文献資料と楽譜の分析を通じて歴史と実態を研究。安価な入場料で快適な娯楽空間を提供し、演奏会文化を庶民に普及・定着させたこと、そこでは送り手と受け手の間に双方向のコミュニケーションが成立していたこと、指揮者ジュリアンの実践が今日の「クラシック音楽」概念の成立に一定の役割を果たしたこと、などを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
新モーツァルティアーナ:海老澤敏先生傘寿記念論文集
ページ: 426-437
国立音楽大学研究紀要
巻: 第44集 ページ: 47-58
東経大論叢
巻: 第31号 ページ: 71-84
コミュニケーション科学
巻: 第32号 ページ: 101-132