研究課題
基盤研究(C)
ICTの進展を技術の履行水準の向上と捉え、履行水準とS字型の履行曲線との関連を包含するモデルを構築した。その結果、技術の履行水準に関する学習率のパラメータが大きければ、定常状態の潜在的な生産性の成長率は低くなること、その履行曲線の形状は所得の不平等にも影響を与えることが得られた。さらに実証分析である動学パネル分析や重回帰分析を通じて、1990年代以降、世界的な所得格差の拡大がみられ、ICTの進展は所得の不平等を拡大させているという結果を得た。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件)
九州経済学会年報
巻: 第49集 ページ: 39-46
China-USA Business Review
巻: 第10巻 ページ: 600-609
巻: 第44集 ページ: 35-43
県立広島大学・経営情報学部論集
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