研究課題
基盤研究(C)
本研究によるフィールドサーベイの結果、 グローバルな組織の子会社がローカルな競争力を形成する際にあたって、3 つの知見が一般化されるべき仮説として導き出された。 第一に、 子会社は、 それぞれに埋め込まれている環境で有効な制度を構築するため、本社の既存の制度やノウハウを生かしながらも、 目的に合った利用しやすい HRM/HRD の制度を最構築することが必要である。第二に、子会社の環境は、ホスト政府によるマクロな制度、子会社が現地でビジネスをする取引先集団などから構築される。そのため、同じ出身国の企業であっても、進出の理由、タイミングなどによって、周囲の環境は大きく異なり、結果として有効な制度も異なる。第三に子会社の成功には、その環境から活動のためのさまざまな資源を引き出し、組み合わせる、マネジャーの能力が不可欠である。
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