研究課題
基盤研究(C)
本研究は、現代日本における人びとの身体観、身体との向き合い方を探究することを目的とし、現代人の身体と身体管理に関する「知識」「常識」のあり方を、一般に流通する健康に関する雑誌や書籍等にみられる言説および身体管理に関心を持つ人びとへのインタビューからとりだした。その結果、2つの対照的な身体観として、「客体としての身体」観と「主体としての身体」観を析出した。その上で、特に後者の身体観とその含意について、現代社会のあり方、諸問題を問いなおしていく1契機として議論した。
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