研究課題
基盤研究(C)
線形分散型方程式の解の性質(特に解の特異性)と方程式の表象の幾何との関連を研究した。モデルとしてユークリッド空間上で摂動された2次的ポテンシャルをもつシュレディンガー方程式の解の特異性の伝播について考察し, 副産物として基本解の波面集合があるクラスの摂動により不変であるための条件を得た。また波動方程式の計量に空間的にコンパクトな摂動を加えとときの解作用素のノルムの時刻無限大での増大度について結果を得た(西谷・上田氏との共同研究)。
すべて 2012
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Osaka Journal of Mathematics
巻: vol.49 ページ: 1065-1085