連携研究者 |
山田 修宣 立命館大学, 理工学部, 教授 (70066744)
田村 英男 岡山大学, 理学部, 教授 (30022734)
野村 祐司 愛媛大学, 理工学研究科, 准教授 (40282818)
峯 拓矢 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (90378597)
岩塚 明 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (40184890)
門脇 光輝 愛媛大学, 理工学研究科, 准教授 (70300548)
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研究概要 |
遠方で発散する伸長解析的なポテンシャルをもつ相対論的ハミルトニアンのスペクトルの性質および非相対論的極限を調べた。特に,光速が十分大きい時には,ある2つのシュレーディンガー作用素のレゾナンスの近くに,ディラック作用素のレゾナンスが現われることを証明した。解析は,この研究で証明したある抽象的な定理をもとにしている。この定理は,ある種の閉作用素の族の境界値で定義される自己共役作用素のスペクトルの性質を調べるのに有用である。
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