研究課題
基盤研究(C)
リーマン球面上の正則写像のなす半群の力学系と、リーマン球面上の正則写像族によるランダムな複素力学系を研究した。そのなかで、通常の一つの正則写像による力学系では決して現れない、新しい現象を多く発見し、それらを組織的に研究した。特に、ランダムな複素力学系では、ほとんど全てのシステムで、複数の写像が自動的に協力しあって平均化システムのカオスを消す(協調原理)を発見し、それを深く研究した。また、極限状態に現れる関数の複雑さ(ヘルダー指数など)を研究した。さらに、システムの安定性や分岐を研究した。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (21件) 備考 (1件)
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