研究課題
基盤研究(C)
極低温・強磁場中の量子ホール状態にある2次元電子系の電子スピンは、核スピンの偏極や多数電子スピンが関わる励起等の「空間分布を示す」現象を引き起こす。本研究ではKerr効果を用いた高感度な電子スピン偏極の計測と顕微イメージングを組み合わせ、分解能を4μm程度で微弱励起光による整数および分数量子ホール状態でのスピン偏極度の画像化を行い、エッジ状態のスピン偏極の分布や、占有数1近傍での電子スピン偏極度の電流の有無による影響などを詳しく調べた。また、希釈冷凍機と組み合わせた計測系の試作も行った。
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