研究課題
基盤研究(C)
固体(絶縁体)の熱伝導率を予測し、その熱伝導機構を解明するために、粒子を用いた分子動力学シミュレーション手法の検証を行い、熱伝導率を正確に導出するために必要な粒子の数や統計量の取り方についての限界条件を見出した。また、理想化した格子の集団振動(フォノン)に基づく従来の熱伝導率の計算法と本粒子手法との比較を行い、その関係を明らかにした。更に、本手法により固体の熱伝導では、0.5THz近傍に格子振動の相関にピークがあることを見出した。
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Proc. 11^<th> Tranada Seminar on Computational Statistical Physics, AIP CONFERENCE PROCEEDINGS
巻: 1332 ページ: 221-222
http://proceedings.aip,org/proceedings