研究課題
基盤研究(C)
核酸の機能発現に関わる核酸構造の正確な検出を目指しN-tert-ブチルアミノキシル基を塩基部に直結したスピンラベル化核酸を合成し、ESRスペクトルを精査した。アデニン誘導体(A*)を導入した二本鎖DNAのESRスペクトルは、A*の両隣及び相補鎖中の対合する塩基の影響を受けることが分かった。またA*を導入したZ型DNAのESRスペクトルは構造中での塩基部の低い運動性を示唆した。更に、ラジカル部分で相補鎖塩基と水素結合形成が期待できる新規C-ヌクレオシドの合成を行った。
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Nucleic Acids Symposium Series
巻: 53 ページ: 185-186
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