研究概要 |
線形計画問題,凸2次計画問題等の基本的な連続凸計画問題に対する逐次部分最適化アルゴリズムを開発し,大域収束性解析や数値実験によってそれらの特性や性能を評価した.また,情報通信工学の分野に現れる種々の最適化問題に対する理論解析や効率的解法の開発を行った.具体的には,非負値行列因子分解の効率的計算法,リカレントニューラルネットワークの最適設計法,複雑ネットワークのクラスター係数最大化,高速な合意形成のためのマルチエージェントネットワークの接続構造最適化等の課題について理論と数値実験の両面から考察し,多くの重要な成果を得た.
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