研究概要 |
これまで研究代表者らが東アジア地域を主たる対象として開発してきた国際物流モデルを発展させ,モデルの構造を見直したうえで,全世界の海上・陸上輸送ネットワークを対象とした全球モデルと,逆に特定の地域に焦点を当てたミクロ的なモデルの双方のニーズに対応可能な,マルチモードの国際物流モデルを構築した.このモデルを用いて,パナマ運河拡張やスエズ運河を対象とした分析など世界的なスケールのシミレーションと,日本の地方港湾やミャンマーの各地域などを対象としたリージョナルレベルの政策シミュレーションの双方を実施した.
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