研究課題
基盤研究(C)
本研究は、一般的な高出力のポール灯による街路光環境に対して、小出力の光源を街路周辺の死角に分散配置する街路の光環境を提案している。また提案に基づいて、初めてこうした光環境の整備を現実の街路に対して行い、整備前後の評価を行った。その結果、既存の街路灯よりも発光量や消費エネルギーが小さく、街路の照度レベルが低くなった。それでも周辺の死角に光を設置したことによって、街路周辺の見通しは向上した。ただし、路上の暗さからくる歩行時の危険や不安感などの問題は今後の課題となる。
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日本建築学会技術報告集
巻: 第18巻第38号 ページ: 233-238
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