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2009 年度 実績報告書

歴史的都心市街地において近代以降に目指された景観像とその実現手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21560668
研究機関大阪市立大学

研究代表者

嘉名 光市  大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70381978)

キーワード都市史 / 歴史的都心市街地
研究概要

本研究は、歴史的な街区構成をもちながら経済、社会、文化など多方面で大きな役割を担っている都心市街地大阪を対象として、歴史資料、公文書の調査、論考などの議論の経過、関係者へのヒアリングなどによりその歴史的発展経過を踏まえながら時代毎に目指そうとした景観像を明らかにするとともに、同時に模索された実現手法としての整備方策、誘導方策等について研究をおこなうものである。
平成21年度は以下の項目について研究を実施し、その成果をとりまとめた。
1. 街路:御堂筋の目指した景観像とその実現手法について(近代~戦前期)
・ 当時の街路景観に関わる論考とその論点、御堂筋計画について
・ 計画検討段階での景観形成に関わる議論、超過収用による建築敷地造成と美観地区の導入に関する議論の経過など
2. 街区:船場の目指した景観像とその実現手法について(近代~戦前期)
・ 当時の街区の近代化とその景観形成に関わる論考とその論点
・ 船場への建築規制導入と歩行者空間の整備について
・ 計画検討段階での景観形成に関わる議論など
3. 駅前拠点:大阪駅前の目指した景観像とその実現手法について(近代~戦前期)
・ 当時の駅前拠点整備における景観形成に関わる論考とその論点
・ 大阪駅前計画について、計画検討段階での景観形成に関わる議論
・ 超過収用による建築敷地造成と美観地区の導入に関する議論の経過

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 普通の市街地の景観をどうするか2009

    • 著者名/発表者名
      嘉名光市
    • 雑誌名

      日本建築学会大会(東北)都市計画部門パネルディスカッション資料「景観の計画的リビジョン」

      ページ: 27-30

  • [学会発表] 豊かな都市生活のための都市再生デザイン2009

    • 著者名/発表者名
      嘉名光市
    • 学会等名
      2009日中科学技術交流大阪シンポジウム「環境保護先進未来都市に向けて」
    • 発表場所
      アジア太平洋トレードセンターO's棟南館6F
    • 年月日
      2009-11-05
  • [図書] 季刊まちづくり26 地域づくりの視点から都市計画制度に提案する2010

    • 著者名/発表者名
      嘉名光市
    • 総ページ数
      7
    • 出版者
      学芸出版社

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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