研究概要 |
本研究では,パルスデトネーション実験装置(管内径30mm,長さ1200mm)を設計製作した.この実験装置を用いて,弾道振り子法と円柱駆動の2種のインパルス測定を行い,円柱駆動方式は弾道振り子法の2倍のインパルスを取り出せることを確認した.また,パルス流発生装置を自作し1Hzでのパルス流を実現した.これとは別に,駆動物体として超音速流で造波抵抗を抑えることができるブーゼマン複葉翼(翼幅40mm,翼弦長60mm,最大翼厚保3mm)の実験を行い,マッハ数2の気流中で衝撃波の相殺を実現した.以上の研究により,パルスデトネーションエンジンによるフラッタ発電装置の要素技術を確立した.
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