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2009 年度 実績報告書

シロイヌナズナの新規な花芽分化誘導促進因子の探索

研究課題

研究課題/領域番号 21570036
研究機関東京大学

研究代表者

米田 好文  東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10124215)

キーワード花芽分化 / 新規遺伝子 / ネットワーク / シロイヌナズナ / 促進因子
研究概要

新規な花芽分化誘導遺伝子を同定することを目的としている。新たにそのような候補遺伝子の変異体を多数得た。本年は、そのうち2つに集中して研究した。
いずれも未知の機能の遺伝子変異により花芽分化誘導が遅延する変異体を得た。Fla1,fla2とよんで順に述べる。
Fla1変異は、長日で遅延する表原型で、光経路変異体と推定するが、自立的経路の遺伝子の発現も低下いることを見出した。
Fla2は、典型的な自立的経路の変異体で、flc上昇をひきおこし花芽分化誘導遅延となることを見出した。
Fla2遺伝子は多分転写因子と推定している。それで酵母細胞を用いて実際に制御する遺伝子を同定しつつある。
Fla1遺伝子は、酵素活性ドメインを持つが、機能はまったく未知である。また、光経路と自立経路のクロストークを行う遺伝子の可能性がある。これも二重変異体作成、遺伝子発現解析により、直接的なターゲット理解を試みている。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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