研究課題
基盤研究(C)
高脂血症薬として長期経口投与されるニコチン酸は心筋細胞そのものに対しても直接的な保護作用を発揮するがその作用機序は不明である。本研究において、ニコチン酸が、酸化ストレス負荷によるラット心筋細胞の障害を、細胞内NADレベルを増加させることにより抑制することを明らかにした。ニコチン酸による心筋細胞のストレス抵抗性の増加とその作用機序の解明は、このビタミンを用いた心疾患の予防と治療のための有用な手段の開発につながる。
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PLoS ONE
巻: Vol 6, No.8 ページ: e22781
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J. Nutr. Sci. Vitaminol
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