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2011 年度 研究成果報告書

飲料産業グローバリゼーション下における茶産地システムの展開と課題

研究課題

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研究課題/領域番号 21580275
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 農業経済学
研究機関長崎県立大学

研究代表者

木村 務  長崎県立大学, 経済学部, 教授 (20140931)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード茶産業 / 超国家的原料調達 / 産地システム / 地域的連携関係 / 食品安全 / 地域ブランド / 茶業協同組合 / 茶ツーリズム / 産地直売 / 茶文化 / 持続可能な産地
研究概要

本研究は、茶飲料企業の超国家的な原料調達のもとでの茶産地システムの変化を明らかにするとともに、地域茶産業の持続可能性を検討することを目的とした。食品安全志向のもとで飲料企業は原料調達を中国から日本や第三国へとシフトした。その結果、中国の輸出志向産地システムは国内市場向け高級茶販売に転換してきた。また日本や韓国の茶産地においては飲料企業の直営や契約栽培による茶産地システムが形成されてきた。一方、地域ブランドや茶ツーリズムあるいは茶文化を取り入れた新たな産地システムが現れているが、これらは持続可能な地域茶産業の形成条件といえる。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2012 2011 2010 2009

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 飲料産業グローバリゼーション下における日中の茶産業と産地システムの転換2012

    • 著者名/発表者名
      木村務・建野堅誠・黄淑慎
    • 雑誌名

      東アジア研究

      巻: 第4号、(印刷中)

  • [雑誌論文] 韓国における茶産業の展開と産地システム2012

    • 著者名/発表者名
      田村善弘・李炳〓・木村務
    • 雑誌名

      東アジア研究

      巻: 4号(印刷中)

  • [雑誌論文] 日本の島嶼地域における産業振興政策の現状と課題-長崎県の事例を中心に-2009

    • 著者名/発表者名
      田村善弘・木村務・李炳〓
    • 雑誌名

      農業経営・政策研究

      巻: 36巻4号 ページ: 1022-1044

  • [学会発表] 農産物直売所のマーケティング戦略に関する一考察2011

    • 著者名/発表者名
      里村睦弓、木村務、森高正博、福田晋
    • 学会等名
      日本流通学会西日本支部会
    • 発表場所
      長崎県立大学
    • 年月日
      2011-10-08
  • [学会発表] 持続可能な農産物直売所のマーケティング戦略2010

    • 著者名/発表者名
      里村睦弓・木村務
    • 学会等名
      食農資源経済学会
    • 発表場所
      中村学園大学
    • 年月日
      2010-09-12
  • [学会発表] 日本の島嶼地域における産業振興政策の現状と課題-長崎県の事例を中心に-2009

    • 著者名/発表者名
      田村善弘・木村務・李炳〓
    • 学会等名
      韓国農業経済学会
    • 発表場所
      江原大学
    • 年月日
      2009-07-17

URL: 

公開日: 2013-07-31  

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