研究課題/領域番号 |
21580301
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業土木学・農村計画学
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
三原 真智人 東京農業大学, 地域環境科学部, 教授 (00256645)
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連携研究者 |
上野 貴司 特定非営利活動法人環境修復保全機構, 研究センター, 研究員 (60713766)
山路 永司 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (10143405)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 環境調和型農林水産 / 水質汚濁・土壌汚染防止・浄化 / 大腸菌 / 流出抑制対策 |
研究概要 |
本研究の結果より、未熟堆肥を施用した畑地においては、E. coliや大腸菌群が表面流、浸透流によって流出し、表面流出では懸濁物質に伴って多く流出した。E. coli、大腸菌群の流出を効果的に抑制するには、高アルカリ性のフィルター材を持つ土砂溜を設置することが最も効果的であることが分かった。また、堆肥化過程においては風乾処理よりも添加材によるpH 9.0付近への調整が、発酵に影響なくE. coliや大腸菌群を殺菌できることが明らかとなった。特にアジアの発展途上国などでも、アルカリ材があればE. coliや大腸菌群の流出や拡大を抑制できると判断でき、その応用性は高いと判断できた。
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