(1)マウス小腸由来腸管上皮細胞株MoS13のTLR1/2リガンド刺激後の培養上清が、マウス腸管粘膜固有層B細胞のIgA産生を増強することを示した。(2)酵母細胞壁由来多糖体グルコマンナンとソバアレルゲンFag e 1の複合体のBALB/cマウスへの経口投与により, Th2細胞の減少及びIgE抗体産生の低下が観察された。(3) BALB/c経口感作食物アレルギーモデルマウスで、濾胞ヘルパーT細胞(Tfh)の分化抑制が示された。(4)環境アレルゲンの減感作への応用可能性をめざして、ソバ主要アレルゲンFag e2に対するT細胞エピトープの同定を行った.
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