研究課題
基盤研究(C)
本研究では、赤血球と巨核球の分化に必須であることが知られている転写因子GATA1について、その成熟マスト細胞での役割を検証した。成熟マスト細胞のモデルとしてRBL-2H3細胞を用いた実験では、GATA1はGATA2とともにホスホリパーゼC-γ1(PLC-γ1)遺伝子の発現を制御することによって細胞内カルシウム濃度を調整し、抗原刺激による脱顆粒反応を促進していると考えられた。一方マウス骨髄マスト細胞ではGATA1ではなく主にGATA2がPLC-γ1の発現を制御していることが示唆された。
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