研究課題/領域番号 |
21591994
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
|
研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
岩崎 寛 旭川医科大学, 医学部, 教授 (70223386)
|
研究分担者 |
藤田 智 旭川医科大学, 医学部, 教授 (10173428)
間宮 敬子 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (80231603)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
キーワード | 内因性鎮痛 / GABA受容体 / NMDA受容体 |
研究概要 |
妊娠ラットを用いて分娩直前にのみ疼痛閾値の上昇が内臓性および体性侵害刺激にて確認され、この疼痛閾値の上昇が麻薬拮抗薬ナロキソンおよびα2受容体作拮抗薬にて影響うけることが示され、妊娠にともなう内因性鎮痛機序にはオピオイド系のみならずカテコラミン系も関与している可能性が示唆された。癌性疼痛患者にて麻薬性鎮痛薬ケタミン軟膏を患部に塗布することにより疼痛緩和が確認され(アメリカ麻酔学会2010A308),また、頸部交感神経節へのXeレーザー照射による鼓膜温度の上昇が確認され(アメリカ麻酔学会2011A470)今後はこの現象をリウマチなどの慢性疼痛疾患やがん性疼痛管理に応用していきたい。
|