研究課題
基盤研究(C)
家兎動物モデルを用いて羊膜を培養の基質として、培養口腔粘膜上皮シートを作成した。羊膜上で培養した口腔粘膜上皮細胞は、1週間で羊膜基質上で敷石状に増殖しコンフルエントになり、約2週間で、5-6層に重層化した上皮層を形成した。培養口腔粘膜上皮シートの組織学的特徴としては、非角化型の粘膜上皮としての性質を保持していることがわかった。この口腔粘膜再生シートが生体に着床することを確認する目的で、ウサギ腹壁(腹腔内)に移植した。口腔粘膜再生シートは、周囲組織から血流の供給をうけ、口腔粘膜の構造を持ったまま着床した。この口腔粘膜再生シートを用いて尿道形成が可能なことが示唆された。
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