研究課題
基盤研究(C)
乳児期に肝移植を受け、5年以上経過し、術後カルシニューリンインヒビターを主体とした免疫抑制療法行っている小児例20において、成長及び免疫学的影響について検討した。身体的発育について、術前みられた成長障害は改善がみられた。Th1/Th2からみた免疫バランスは、通常Th2優位となっている乳児期よりTh1インヒビターであるカルシニューリンインヒビターを主体とした免疫抑制療法行っているが全例でTh1優位の正常小児パターンを呈しており、移植後免疫抑制療法が免疫バランスに影響していることはなかった。
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小児科
巻: 52巻第1号 ページ: 63-71