研究課題
基盤研究(C)
顎関節症患者や夜間の歯ぎしり患者の覚醒時ブラキシズムの実態を明らかにするために,日中および夜間の咬筋活動を解析した.健常者では食事以外の日中覚醒時の筋活動量は小さかったのに対し,顎関節症患者や夜間歯ぎしり患者では比較的大きく,食事時間中の合計と同程度であった.また,睡眠中途覚醒期の筋活動は夜間筋活動のかなりの割合を占めた.ブラキシズムの生体への影響を考える上で,睡眠時データだけでなく,日中覚醒期や夜間睡眠途中の覚醒期の筋活動にも十分に注意を払う必要性が示唆された.
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