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2010 年度 実績報告書

フィジカルアセスメント実践能力強化のための教材プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21592695
研究機関佐賀大学

研究代表者

末次 典恵  佐賀大学, 医学部, 講師 (60363355)

研究分担者 安田 加代子  佐賀大学, 医学部, 准教授 (90336123)
高野 陽子  佐賀大学, 医学部, 助教 (90588708)
長家 智子  九州大学, 医学研究院・保健学部門, 准教授 (70207976)
キーワードフィジカルアセスメント / 基礎看護技術 / e-ラーニング / 看護実践能力
研究概要

本研究は、看護職の観察技術向上のためのフィジカルアセスメント技術に関するITを活用した動画コンテンツを含む自己学習教材のWBT(Web Based Training)教材プログラム開発するものである。
今年度は、前年度実施した教材プログラム内容選定のための調査結果を元に最も実施頻度の多い技術であったフィジカルイグザムスキルについて、インストラクショナルデザインをもとに、知識確認テスト・動画・アセスメントからなる教材に組み立て、e-Learning教材を作成した。そのうち、バイタルサインに関する動画教材は、書面で同意が得られた学部学生を対象に試写を行った。視聴後のアンケート結果で、「視聴時間」、「映像のわかりやすさ」、「動画教材の必要性」で高い評価を得、その適切性が示唆された。コンテンツ活用の要因として、操作のしやすさが重要であり、これにはソフトである教材とともに、ハードであるコンピュータの操作性も考慮する必要がある。そのため、比較的安価でモバイルの要素を持つタブレット型コンピュータであるi-Pad(2010年5月に日本発売)を導入することにし、配信基盤の整備にとりかかった。作成した教材は、最終年度に学生、新人看護師、臨床看護師(Competentレベル以上)を対象に約100名に使用する研修会を企画した。使用後、WBTのシステムや内容等について追跡調査を行い、結果をまとめ、臨床現場の実践家の経験知を取り入れてこ学習者にできるだけ臨床現場に近い対象をイメージできるような教育プログラムの構築を目指していく。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 基礎看護学実習における看護学生のフィジカルアセスメント技術実施の現状2010

    • 著者名/発表者名
      末次典恵, 他
    • 学会等名
      第36回日本看護研究学会学術集会
    • 発表場所
      岡山コンベンションセンター
    • 年月日
      2010-08-22

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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