研究課題
基盤研究(C)
慢性呼吸不全患者の急性悪化をきたす誘因となる療養行動を明らかにすることを目的とした。慢性閉塞性肺疾患患者9名に半構成的面接法によるインタビューを実施し、関連性評定質的分析を行った。その結果、身体状態や環境上の変化を意識的に捉え、症状を出現させないための体験を重ねることが、急性悪化を防ぐための対処方法を獲得することにつながっていることが示唆された。