研究課題
基盤研究(C)
本研究では、幼児期における脳内ストレス処理回路に内臓知覚過敏の有無が及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。対象児200名に国際10-20法に則って、脳波電極を装着し、75dBの聴覚刺激時の聴覚誘発電位とGo/Nogo課題中の事象関連電位を測定した。機能性腹痛群は対照群に比べてN2電位の潜時が有意に短かった。発達早期からのストレス脆弱性予防法プログラムとして、機能性腹痛の改善を介した注意制御の改善という予防プログラムの有用性が示唆された。
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