研究課題/領域番号 |
21650136
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
坪山 直生 京都大学, 医学研究科, 教授 (90261221)
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連携研究者 |
市橋 則明 京都大学, 医学研究科, 教授 (50203104)
建内 宏重 京都大学, 医学研究科, 助教 (60432316)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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キーワード | 筋骨格モデル / 順動力学 / リハビリテーションシステム |
研究概要 |
筋骨格モデルを用いたシミュレーション解析により、従来のリハビリテーションシステムにおいては困難であった動作時の筋個々の発揮張力や関節負荷を推定し、患者の代償動作のメカニズムを客観的に評価することを試みた。股関節疾患患者においては、関節モーメント値からの推定のみでは窺い知れない特定の筋(腸腰筋)の発揮張力低下を示すことができ、また、大腿部軟部腫瘍切除後の患者においては、切除された筋の代償として張力増加を示す筋を明確にすることができた。本研究課題で試みた方法は、運動器疾患患者のリハビリテーションシステムにおいて、動作特性の客観的評価に有用であると考えられる。
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