研究課題
挑戦的萌芽研究
ハンディキャップをもつ人々との共生が真に実現するためには、「健常者」とされる人々が「優越的地位」から手を差し延べる「強者・弱者」の関係では不十分である。本研究は、盲僧とよばれる視覚障害者に焦点を当て、盲僧が日本の伝統社会において積極的社会参加を果たし、「弱者」とならずに崇敬の対象となってきた実態を明らかにした。盲僧習俗はとくに九州で発達しており、当該習俗が浸透した要因として、盲僧による琵琶弾奏が指摘できる。
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愛媛の地理
巻: 21号 ページ: 51-56