研究課題
若手研究(B)
線維筋痛症に奏効のある薬剤の生体内標的分子を単離・同定し薬理機構の解明を目的とした。本研究では、2種類の薬剤誘導体を用い、薬剤の構造部位ごとに認識する標的因子を探索した。市販のガバペンチン誘導体Iと新規合成したガバペンチン誘導体IIを用いて微粒子への固定化とマウス脳抽出液からの標的分子の探索を試みた。微粒子に対する薬剤の固定化位置の違いによって単離される薬剤標的分子が異なるということは、標的分子が薬剤の化学構造を十分に認識しているものと推察され、2つの結果を比較することで、今後の創薬開発研究に対して意義ある情報が提供できるものと考えられる。
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