研究課題
若手研究(B)
加速度計を用いて客観的に評価された日常身体活動量と血中炎症性サイトカイン(IL―6、IL―8、IL―15、TNF―α)の関連について検討した。40歳―69歳の日本人2,123名を対象として解析した結果、日常の歩数が多い者ほど、また、身体活動レベルが高い者ほどIL―6、IL―15、TNF―αが低値を示すということが分かった。さらに、身体活動強度別の解析により、肥満指標(BMIとウエスト周囲径)の影響を調整しても、中・高強度身体活動量とTNF―αの間に負の関連があるが認められた。本研究の結果から、3メッツ以上の中・高強度の日常身体活動量を増やすことが肥満と独立してTNF―αを低下させる可能性が示唆された。
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