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2009 年度 実績報告書

ITを使ったFFQの妥当性と再現性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 21700755
研究機関奈良女子大学

研究代表者

岡本 尚子  奈良女子大学, 生活環境学部, 特任助教 (70437507)

キーワードインターネット / 食物摂取頻度調査 / 食事調査 / 妥当性 / 再現性
研究概要

本年度は、ITを使ったFFQを行うためのシステム構築を行った。
従来のFFQの質問票をコンピュータ上で行えるようにし、さらには質問票に回答する際、ポーションサイズを推定するために必要な実物大の食品モデル写真集を三次元の実物大の食品モデル画像とした。食品モデル画像は回転できるように、従来のFFQを作成したときに用いたフードモデル及び実物の食品)を準備し、斜め45度の角度で1回転撮影(45度ずつ8点撮影)し、真上、真横からの撮影も実施した。対象者が質問票に回答するときに上下左右の矢印ボタンをクリックすることによって、食品モデル画像が回転するようにした。このことから、フードモデルの縦、横、高さの大きさを把握することが可能となった。また、質問票の画面と食品モデル画像とは別ウィンドウで実施することとした。写真画像はデータ容量が大きいため、質問票とは別のウィンドウで提示することによって、回答時間を短縮するようつとめた。
また、一辺5cmのスケールを実物大の食品モデル画像の前面に表示することによって従来の食品モデル写真集よりも大きさを把握しやすいように設定した。
回答には、個人を特定することができないように対象者にはIDとパスワードを配布することとしている。IT上で実物大の写真集を見ながら回答することによって、記入漏れや聞き取りにおける標準化の問題が解決され、データ整理も速やかに行うことが可能である。
現在、ITを使ったFFQを行うための対象者の選定中である。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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