研究課題
若手研究(B)
カーボンナノチューブ(CNTs)の生体に与える影響についての研究は、近年のナノテクノロジーの急速な進歩に伴い、非常に重要であると考えられる。本研究では、CNTsの形状や製造過程の違いにより、急性毒性や発がん性に差があるかどうかを解析し、より生体に安全なCNTsの物性特性を提案することを最終目標とした。in vivoおよびin vitroでの解析から、CNTsの形状や製造過程での処理法の違いにより、生体に対する影響が異なることを示唆する結果を得た。