研究課題
若手研究(B)
三次元加工は電子機器の機能向上のためには欠くことのできない重要な技術と考えられている。私は、独自の三次元光加工技術として異なる二つの波長のレーザーを用いる方法を開発している。本研究では、申請者の開発した三次元光加工技術を三次元配線等へ実用化するため、加工効率の上昇を目指して様々な光反応を調査した。また、配線を行う上で重要な要素である様々な媒体中および環境下での金属ナノ粒子の核形成過程を調べ、その過程において高分子薄膜中で金イオンを光化学的に還元することによって、直径2nm以下の金クラスターを選択的に合成する方法を開発した。これら一連の成果を、それぞれ論文や総説としてまとめ、国際的な学会誌において発表した。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
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