研究課題
若手研究(B)
DNAにおけるシトシンのメチル化は発癌の一つのシグナルと見なされ、その検出定量は、発癌を予測する遺伝子診断技術へと応用展開が期待されている。メチル化シトシンの検出法は、バイサルファイト・シーケンシング法が一般的であるが、DNAを高温、強酸性条件下で、高濃度のバイサルファイト試薬と反応させるために起こる、最終的なメチル化の定量性が問題とされている。本研究では、DNAを低温、弱酸性、低濃度の試薬の存在下で反応させることによって、メチル化の定量性を改善しようと試みた。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)
Chem.Communn. 46
ページ: 3378-3380
Org.Lett. 11
ページ: 1377-1379
Nucleic Acids Symposium 53
ページ: 215-216