研究課題
若手研究(B)
人工的にオペロンを創製するための基礎研究として、大腸菌のゲノム上に分散して存在する解糖系遺伝子を様々な遺伝子順序で連結することでポリシストロン型オペロンを作成し、宿主の生育速度と遺伝子発現量を指標にオペロンの機能性と遺伝子連結順序との関係を調べた。その結果、プロモーターの近傍ほど遺伝子発現が高くなり、離れるに従って減少することを見出した。このオペロン構築原理に従い野生型大腸菌で発現量の多い遺伝子からプロモーターに近くなるように配置した人工オペロンは、調べた中で最も生育が良かった。
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Methods Enzymol. 498
ページ: 427-447
http://www.iab.keio.ac.jp/jp/content/view/328/139/