研究課題
若手研究(B)
(1)C^∨C型ダブルアフィンヘッケ環(DAHA)の多項式表現を用いて境界付きqKZ方程式を定式化した。また固有値問題の解によってその方程式の多項式解を構成する手続きを与え、非対称Koornwinder多項式を用いていくつかの具体的な解を構成した。(2)(通常の)qKZ方程式の退化極限におけるその多項式解の構成について、退化DAHAの多項式表現から定式化が可能であろうことが確認された。(3)パラメータが1のべき根における非対称Macdonald多項式とSchur対称多項式の間にある等式が成り立つことが示唆された。
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New Trends in Quantum Integrable Systems : Proceedings of the Infinite Analysis 09
ページ: 157-171