研究課題
若手研究(B)
無限次元代数の表す対称性を理解しようとするとき、一つの方法として代数が作用する自然な基底を見出すという問題が考えられ、しばしば他の数理物理学の模型との思いがけない関連が見出される。アフィン量子群の結晶基底の場合では超離散ソリトン系の典型例である箱玉系が対応する。箱玉系の作用角変数の空間(艤装配位)はアフィン量子群の対称性を反映した基底となり、例えば対称性を表す代数自身の持つ対称性といった深い性質に関しても著しく良い振る舞いをすることが解明された。
すべて 2013 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (12件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Journal of Algebraic Combinatorics
巻: 37 ページ: 571-599
Reviews in Mathematical Physics
巻: 24 ページ: 1250019
Advances in Mathematics
巻: 228 ページ: 1262-1293
Discrete Mathematics and Theoretical Computer Science AN
ページ: 343--354
http://demonstrations.wolfram.com/PeriodicBoxBallSystem/