研究課題
若手研究(B)
フッ素を含む有機化合物は医薬品,およびその候補分子の合成に極めて有用である。中でも不斉炭素上にフッ素原子を持つ光学活性化合物はその効果的な合成法の開発が強く求められている。本研究ではα-クロロケトエステルの不斉フッ素化反応,およびα-フルオロエノンの不斉Diels-Alder反応に成功した。これにより従来合成が困難であった幾つかの光学活性フッ素化合物を高い光学純度で合成することに成功した。これらのフッ素化合物は新薬の分子設計において有用なビルディングブロックとなると期待される。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (7件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
Journal of the American Chemical Society 132巻
ページ: 5625-5627
Synthesis
ページ: 2679-2702
http://material.tutms.tut.ac.jp/STAFF/SHIBATOMI/pub.html.ja