研究課題
若手研究(B)
磁性ナノ粒子やナノワイヤーの表面に有機分子膜を作製し、その膜内に酵素を埋め込むことで,有機溶媒中でも高効率で酵素反応を行うことができる新しい方法を見出した.作製した膜は外側が疎水性、内側が親水性の二層構造を有する.ここで後者の親水膜に酵素を埋め込むことで複合体を有機溶媒中にさらしても酵素周囲は親水的な雰囲気に保つことができる.裸の酵素は有機溶媒にさらすと直ちに変性して失活するのに対し,本研究の方法を用いれば有機溶媒中でも有意な酵素活性を示し、また長期間維持できることもわかった.
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Proceedings of China and Japan Symposium on Chemical Engineering in press
Chem.Lett. 39巻
ページ: 717-719
Chem.Lett. 38巻
ページ: 746-747
http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K002595/research.html