研究課題
若手研究(B)
ホスホリパーゼD(PLD)は細胞膜を構成しているホスファチジルコリンを加水分解して、多様な生理活性作用を示すホスファチジン酸(PA)を産生する酵素である。我々は細胞性粘菌を用いて細胞運動に関与する遺伝子としてPLDを同定し、ラット膀胱がん由来細胞においてもPLD活性が細胞運動に必要であることを明らかにした。そこで細胞運動におけるPLDの役割を明らかにするために、生細胞におけるPLD活性検出プローブの開発および全反射顕微鏡を用いたPLDの一分子計測を試みた。
すべて 2009
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
生化学 Vol.5、No.2