研究課題
若手研究(B)
ササが弱光環境である林床でも繁茂できるメカニズムを光資源の分布 とササの現存量の分布パターンの違いから検討した。ギャップから周囲の林内に向けて開空度 とチマキザサの現存量を連続的に調べ,二者の分布の関係を解析した。光資源、ササの現存量は 共に,ギャップからの距離に強く依存した分布パターンを示した。弱光環境である林床に分布し たことの解釈としては,ササが弱光下でも高い同化能力を持つこと,ギャップ部位からの転流に よって成長が補償されたことの二点が示唆される。
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日本森林学会誌
巻: 94巻 ページ: 175-181