研究課題
若手研究(B)
赤痢菌より宿主細胞内に分泌されたIpaH9.8は、炎症反応の中心的な役割を担う転写因子NF-κBの活性化に必須なIKKγ/NEMOタンパクを標的として攻撃する。IpaH9.8は、自身の有するE3ユビキチンリガーゼ活性によりNEMOをユビキチン化し、プロテアソーム分解へと導く。この結果、NF-κBの活性化が抑制され、赤痢菌感染に対抗するための免疫応答が抑制され、菌は腸管上皮内で感染を持続・拡大する。
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