研究課題
若手研究(B)
本研究は、脂肪細胞の肥大化の機序に注目し、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)と肥満との関連および将来の体重増加について疫学的に検討した。BMI25kg/m^2以上の者の割合は、VEGF濃度が最も高い群で37.1%と有意に高くなっていた。そのオッズ比は約1.3で、量反応関係も認められた。さらにVEGF濃度が最も低い群の4年後の体重増減の補正平均値が0.1kgの増加だったのに対し、それ以上の群では、約0.5kg増加していた。高VEGF濃度により将来の体重増加を導く可能性が示唆された。
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